オーレリア

「あっ丁度良いところに来たね!君にしかできない依頼が舞い込んできたんだけど……」
「ドン君、そんな身なりじゃ田舎町でも変な意味で注目されるよ。ほら私が良くしてあげるからちょっと来て」
「ネリーは真面目すぎるんだよ……はっちゃけろとは言わないけど、少し肩の力を抜いてみてら?」


マホイップ♀オーレリア(Aurelia)
のうてんき ちょっぴりみえっぱり
年齢:16歳
身長:156cm
一人称:私
好物:バノフィーパイ、レモネード


ウィンドンの魔法学校に通う高校生で、放課後は冒険団拠点(ギルド)でバイトをしている少女。
バイトでは雑用の他に依頼の仲介人として働いており、その仕事ぶりの優秀さは職員達から賞賛されるだけでなく、正規の職員以上にウォルター達から信頼されている程。
能天気でお気楽な冗談好き。あまり落ち込まず、自由奔放で前向きな社交家で、誰かと話したり、他人の会話を聞く事が好き。そのためあらゆる情報に通じており、流行等にも敏感。貴族から庶民まで知り合いも多い。
数少ないシノノメの裏の顔を知る者でもあり、以前吸血鬼から助けられた事がきっかけで親交を深めた結果現在は唯一無二の親友となっている。
(パーティーの休憩中に吸血鬼に襲われる→助けられる→「どうしてポーシャール家のお嬢様が?」→シノノメは正体を他言しない事を条件に彼女の秘密も言わない事を約束する→オーレリアも人の姿でキョダイマックスできる特異体質を明かす)
一見すれば軽そうに見えるが周りをよく見ており、的確な助言を相手にできるタイプ。要領もよく器用。

ウィンドンの女系マホイップの魔法使い貴族、ブルイヤード一族の出身。
彼女も一族特有の癒しの魔法の技術を持ち、特にエーテルを繊維に変換し魔法の布を織り上げるデコレーションの魔法が得意。繊維に魔法を込める事で、着飾った相手の耐久力や瞬発力を向上できる。
気儘なのは家の事を考えなくても良い長女じゃない立場故からのもので、ありきたりな貴族令嬢の宿命にとらわれない生き方を模索している最中である。
異父姉妹含めた姉妹がたくさんいる中で、同じ父親のコーネリアと特に仲が良く、真面目な彼女と時折衝突する事もあるがなんだかんだ一緒に行動している事が多い。父方の従姉妹のクラウディアとも親交がある。
最近では母方の従兄弟のルクレツィアにも懐いており、一緒にお菓子作りをしたり魔法を見てもらっている。

バイト先でよく出会うドンとは徐々に仲を進展させ、今では恋仲となっている。
大雑把で質実剛健なドンの逞しさに惚れており、時にストッパーとなったり、時に悪ノリに加勢しつつ彼を適度に振り回している。
ドンの親友であるウォルターの事も注目しており、彼の活動を応援している。