ベニータ

「楽しくって踊れる曲こそ音楽だね!まあ、他の音楽も聴くけど」
「アララル、私のバイクで済むだけ有難く思いなさい、本当ならもっと悪い目に遭ってもおかしくなかったんだから」
「さあ皆様、大道芸人ベニータの一世一代のパフォーマンスを是非ご賞味あれ!」


マスカーニャ♀ベニータ(Benita)
いじっぱり イタズラが好き
年齢:19歳
身長:161cm
一人称:私
好物:ウエボスロトス


アララルと共にパルデアを旅する大道芸人。
旅先で魅せる踊るような身のこなしとヨーヨーさばきは少ないながらもファンができる程の腕前で、ひとたびパフォーマンスを始めれば人だかりができる。

目立ちたがりで、楽しい音楽とうまい飯、踊れる場所があればご機嫌になれる楽観的な性格だが、実は繊細で自分のことや周りを気にする性質。
その繊細さを知られまいとする気持ちや、自分の信念を通そうと足掻く面が強いため、時に強情っぱりな一面を見せる。
そのため自分の意図に反した言葉を思わず投げかけてしまい、後悔することもしばしば。
フィジカルは器用だが中身は不器用なタイプ。

孤児として施設で育った過去を持つが、施設に来るまでの記憶を名前以外殆ど覚えておらず、自分の出自についてモヤモヤを抱えながら過ごしている。
覚えてる限りの最初の記憶は「左肩が血塗れの状態で路地裏に立っている」事で、今も残る左肩の傷はプリンに噛まれたと主張してやまない。
その影響からか、プリンやその進化形に対してトラウマ級の恐怖心を抱いており、彼らを「凶暴な種族」と見ている。
昔から体を動かすことが好きで、施設時代は奉仕活動をしつつ路地裏でストリートダンスの集団に混じってストリートダンス紛いの踊りやヨーヨーに明け暮れていた。
オレンジアカデミーでは施設を出て寮生活をしながら奉仕活動してた頃の「色々な人に笑顔を届けたい」思いから大道芸サークルに入り、運動神経やヨーヨー、その他大道芸の腕に磨きをかけた。
貧乏暮らしをしつつ使えるモノは何でも使う、をモットーにコネや努力でキャンパスライフを送っていた。
大道芸人の衣装でつける仮面は学校の先生から卒業祝いにもらったもの。

アララルは旅の最中にバイクを壊されたことで出会った。
現在は彼をバイクの代わりにしてパルデアを旅しており、純粋すぎる彼のストッパーになったりツッコミを入れながら大道芸人として活躍している。
アララルのことは相棒と認めつつ、どこか素直になれずぞんざいに接しがち。優しさや強さは評価している。
ちなみに彼の名前はベニータがつけたもので、壊されたバイクにつけていた名前をそのまま使った。

特技はヨーヨーとアクロバット。バトルでは花爆弾も加えてトリッキーな戦い方をする。
特に花爆弾柄のヨーヨーで相手を翻弄しながら本物の花爆弾を相手にとりつけ爆発させる「トリックフラワー」は得意技の一つ。
趣味はラテンロックやダンスミュージックを聴くこと、体を動かす事。

施設に来る前の過去・出自について

元々はある国の貴族の庶子(使用人との間の子)だったが母親に疎まれ、4歳の時にタイムマシンの実験台としてパルデアの大穴に連れ込まれる。
そこでアララルと出会い、交流をするもパラドックスポケモン達の襲撃を受け、サケブシッポに左肩を噛まれながらも命からがら逃亡し飛び立つ直前のイキリンコタクシーにしがみつく事ができた。
しかしショックで名前以外のそれまでの記憶の殆どを忘れてしまい、テーブルシティに着いた時にタクシーから飛び降り、抜け殻のような状態で路地裏へと彷徨い歩いた末に倒れた。