「舞踏会?行かない……騒がしいの苦手だし」
「あたしには工学くらいしか出来る事なくて、それで食ってるだけの話というか。だからそれで見返してやるしかないんだよ」
「ルーはもっと自信を持たなきゃ。あたしと違って誇れるものがいくつもあるんだしさ」
モスノウ♀キャロル(Carol)
さみしがり ちょっぴり強情
年齢:17歳
身長:160cm
一人称:あたし
好物:インドの紅茶(ダージリン、ニルギリ等)
キルクスタウンの領主一族お抱えの発明家であり吸血鬼。雇われていると言っても養子同然に扱われており、家族のように可愛がられている。
氷のようにクールでドライな美少女。人見知りで警戒心が強いこともあり、無愛想で他人に対して拒絶ともとれる態度を取りがち。加えて強情っぱり。
根は性悪ではないため他人を気遣えるが、いかんせん言葉が少ないので気付いてもらえない。
昔から劣等感に晒されて育ったためか反骨精神も強い。特に魔法使いに対しては内心対抗心を燃やしており、魔法無しでも同等の事ができる発明品を作るべく日々奮闘している。
一方で懐いた相手には饒舌になり、距離感も近くなる。根は寂しがりで、一人でいるのは平気だが孤独は苦手なタイプ。
機械に触れている時も目が輝き、表情が明るくなる。工学関係の技術に優れ、知識も豊富。
領主一族に雇われる際、諸々の手続きを受け持ってくれたルクレツィアと特に仲が良く、信頼し自分を曝け出せる数少ない相手となっている。彼女の活動に手を貸す事も。
また、週に何回かナックルシティの高校で工学講師をしており、街で迷子になっていたところを助けてもらった縁でコーネリア、ココリナとも親交がある。
吸血鬼のため、華奢な見た目からは想像つかない怪力を誇る。その威力は自動車を持ち上げ、蹴りで扉をへこませられる程。素早く動くことは苦手だが、動体視力が高く、先を読んで行動することに長ける。
反面太陽の光や銀が弱点で苦手。いつも夕暮れから行動を開始しており、仕事で金属を触る時も手袋が欠かせない。
少食で血は一度にあまり吸わない。かわりに食べる頻度が多めで、よく作業しながら飴等を口に入れている。
病的な程に色白で、牙も生えているが小さめ。
趣味は温泉と電子ゲーム(特にアクション、レース系)。こおりタイプだがお湯が平気な体質で、誰もいない街中の温泉にゆっくり浸かる事が至福の時間。
