クロリンダ

「日々精進あるのみ。理想にはほど遠いのだからな」
「愚弟が世話をかけて申し訳ない。後で私からきつく言って聞かせよう」
「弱火で20分?強火で時間を短縮するのでは駄目なのか……?」


☆サンドパンR♀クロリンダ(Clorinda)
いじっぱり 暴れることが好き
年齢:28歳
身長:170㎝
一人称:私
好物:辛いもの(特にプッタネスカのパスタ)


カロス隣国の軍警察で、ルッジェーロやグイードの上司にあたる存在。魔術師のタンクレディは弟。
勇猛果敢でストイック、自分にも他人にも厳しい一方、相応の優しさも持ち合わせている。
武人然としており、戦いやバトルの類に生き様を見出しているタイプ。戦場に己の場所を求め、常に本気のバトルを渇望している。
強すぎる信念故に不器用なところもあり、やや寡黙である事も相まって日常生活で子供やおとなしいタイプの相手に怯えられたり、逃げられる事がちょっとした悩みになっている。
趣味は読書と体を鍛える事。休日は図書館かトレーニングジムにいることが多い。

小さい頃は山奥の村で両親とタンクレディと暮らしていた。
色白の両親から色黒(先祖返り)として生まれるも、両親からは惜しみない愛情を与えられて育った。
一方で村の子供達からは「女の子らしくない変な子」「色白の中で色黒の存在」と奇異の目で見られ、遠巻きにされていた。加えてタンクレディが彼らからいじめを受けていた事もあり、家の外に出れば常に警戒心をむき出しにしている子供だった。
鼻の傷跡もこの頃についたもので、子供たちのいじめからタンクレディを庇い大怪我をした名残である。
小学校を卒業する頃に街から来た軍警察にスカウトされ、一人だけ先に街へと移って以降は周囲から奇異の目で見られることも少なくなり、穏やかな気質も見せるようになる。

弟タンクレディの事はお調子者ぶりを諌めつつも、大切な家族として接している。身長や肌の色、バトルスタイルに思考等あらゆる事が正反対だが、不思議と気の合う存在。
タンクレディからは「姉ちゃん」或いは「クロ姉」と呼ばれており、彼が魔法を極めて前向きになってからは放任している面もあるが、彼の身を案じている事に変わりはない。
タンクレディが困っている時は文句を言いつつ助けるが、クロリンダ自身も身の回りの家事等をタンクレディに手伝ってもらっている。
タンクレディの恋人であるエルミニアとも親交があり、女性的な趣味にあまり関心を抱かないクロリンダは唯一エルミニアの作るアクセサリーに興味を持っている。
エルミニアとは本の話題やタンクレディの話題で盛り上がる仲。時々おしゃれについても手ほどきを受けている。

とある山賊の集団をたった一人で壊滅させた武勇伝を持つ程の戦闘力を持つ。
武器も剣や銃、ボウガンや弓等多岐に扱うことが出来、素手でも自分より大きな相手を投げ倒せる程の力を発揮できる。
得意技はつららばりとつじぎり。
本人曰く「パラメータを戦闘力に特化している」理由で家事は苦手。家の中はミニマリストだから辛うじて綺麗さを保っている状態で、料理も壊滅的。裁縫はタンクレディに任せっきりだったりする。