ディラン

「例えお姿が変わられても、貴方は我が主人……今生でも一生涯ついて行きます!」
「はん、この俺に命令して良いのはミック様だけだ。お前の言う事なんか誰が聞くかってんだ」
「ひゃっほうこれだからエイダン様は最高だぜーっ!俺も力をお貸ししますぜぇ!」


レイスポス♂寄ディラン(Dylan)
がんばりや イタズラが好き
年齢:不明(肉体年齢20代半ば)
身長:186cm
一人称:俺or俺様
好物:ニンジン、キャロットケーキ


ミックの愛馬である腹心の部下。妖精の馬で魔法が使える。
静寂と孤独を好む高飛車。世界の中心はミックと自分を中心に回っていると考えているタイプで、基本的にミック以外には見下した態度を取りがち。一方で認めた相手には悪態をつきつつ相応の態度で接する。気性が荒く、口より先に足が出る喧嘩っ早さ。
ウォルター達にも大人気ない態度を見せるが、彼なりに認めている様子。
馴れ合いを避けたがるが押しに弱く、粘り強く頼まれると結局付き合ってしまう事も多々ある。
努力家な一面もあり、高度な魔法の技術も才能だけでなく努力の賜物。しかしその様子は誰にも(主人であっても)見せたがらない。

元々はスパイクタウン周辺で生まれた妖精。ミックより年上らしいが本人もいつ頃から生きているか覚えていない。
流れ流れて雪原地帯の国にたどり着き、盗賊として武力と魔法で民を震え上がらせていたところを王だったミックに成敗され配下に降った。
ミックに出会うまでは白馬の弟フレウしか頼れる者がおらず、親を知らずに育ったため、個人として向き合い、知識や愛情を与えてくれたミックに心酔して崇拝と敬愛の感情を抱くようになる。
王の家臣が裏切った時もミック側について戦ったが瀕死の重傷を負い、目の前で主人を封印された絶望で発狂。長い期間をかけて傷を癒しながら魂を切り離して仇を探して彷徨っていた。
ウォルター達の奮闘で正気を取り戻し、主人と再会を果たした今はミックと穏やかに暮らしつつ生き別れた弟を探している。
ちなみにミックの事は彼に合わせてミック様と呼ぶが、興奮するとかつてのようにエイダン様呼びになる。

盲目だがそれ以外の五感が優れている。特に聴覚はあまりにも優れすぎて日常生活に支障が出ているため普段は耳飾り状の魔法道具で制御している。
視覚も魔法で補う事が出来、色彩以外ならほぼ完璧に視る事ができる。その色彩もミックの力があれば再現可能。
彼特有の能力として、眠りについた時に魂の一つを体から切り離せる。分離した魂は黒馬の姿をしており、この状態でのみ他者から生命エネルギーを奪える。
なお魂と肉体はダメージを共有し、魂を分離している間肉体は眠ったままである。意識は魂を肉体に戻すまでは分離された魂側にある。
魔法を使うと髪先が光る。