エリック

「何だその……あれだ、その辺のディスカウントショップにでも行くような服装は!僕が相応しい服を見繕ってやる!こっちに来い!」
「トレヴァー、まさかこの僕の前で無様な姿は見せないよな?誰よりも君の炎に焼かれ続けている、この相手がいる状態で」
「僕だって人並みに傷つく事くらいはあるさ……意外だって?普段から言っている事だけどな」


☆モスノウ♂エリック(Eric)
ひかえめ 打たれ強い
年齢:18歳
身長:183cm
一人称:僕
好物:リンゴ、パーキン(糖蜜ケーキ)、白菜


キルクスの街に住む貴族フロストバース家の子息。
家業をこなす傍らで詩作に没頭しており、詩人として様々な作品を世に送り出している。
近所に住むキャロルとも顔なじみで、屋敷のインテリアや道具の設計を頼んでいる。

公には控えめで礼儀正しい態度だが、本当は勝ち気で少々我が強めな性格。
感情表現が豊かでリアクションも大きめ、良くも悪くも直情的で負けず嫌い。それでいて繊細な面もある。
他人を見下すというより自分は凄いという考えで、他人に対しては時折面倒見の良さも見せる。
また、自分が悪いと思えば素直に謝れる部分もある。

本名はエリック・メイナード・ウィルフレッド・フロストバース(Eric Maynard Wilfred Frostbath)。
ある程度自由に育ったとはいえ、上流階級特有の窮屈さを感じていた12歳のある時ゴシップ雑誌に載っていたトレヴァーの事を知り、境遇や年の近い彼をライバル視して執着するようになる。
執着する中で親近感を抱いていた時にトレヴァーがパフォーマーになった時は、あまりの転身ぶりに呆然とし、暫くはその事を快く思っていなかったが、彼の夢を追う姿、堂々としたパフォーマンスに心を奪われ、次第に憧れの心と思慕を抱くようになる。
トレヴァー本人と初めて顔を合わせたのはつい最近で、それまでは一ファンとしてファンレターを贈るだけの関わりだった。
本当はトレヴァーに片思いしているけれど、中々それ以上踏み出せない。貴族としての彼もパフォーマーとしての彼もひっくるめて好き。

左利き。読書家で古典からラノベに至るまで様々な本を読み漁っている。
特技はバイオリン、好きな音楽はカントリーロックやウェストコースト音楽で、よくバイオリンで奏でている。
手先が器用で、裁縫や折り紙が趣味。