フォンバオ


「素晴らしい!ワタシが望むものが何でもあるなんて、ここは桃源郷に違いないアル!」
「オマエ、ワタシを誰だと思ってそんな口を利く?ウルトラバレーいちの成群を率いる皇后、風暴様アルヨ!」
「餓鬼の割には上出来アル。オマエがパフォーマーとして成功したら金には困らないようにするヨロシ」


☆テッカグヤ♀寄 フォンバオ(風暴)
ようき ちょっぴりみえっぱり
年齢:不明(肉体年齢20代後半~30代くらい)
身長:193cm
一人称:ワタシ
好物:麻婆豆腐


異世界のウルトラバレーからやって来た「究極異獣(ウルトラビースト)」の1人。愛称は「フォン」。
カロス近辺の某国の郊外に突如下僕達を引き連れて降り立ち、古城を乗っ取って居座ってしまった謎の貴族。
その傍若無人ぶりや危険性から周辺の住民達からは警戒されるが、有能な科学者や発明家には資金援助を惜しまないので彼らには慕われている。

語尾に「~アル」や「~ネ」等がつく似非中華な口調と長身が特徴の女性。
陽気で高飛車、ワガママな上プライドが高い見栄っ張り。自己中心的だが、これでも昔に比べれば落ち着いている方。
誰かに指図されることが大嫌いで、自分が一番だという思いが強い。
一方で面倒見がよく、気に入った相手に対しては態度を軟化させる。ただ素直になれないのでツンデレの反応をしがち。
負けず嫌いだが、戦いの結果を素直に認める潔さも持つ。
派手好きで、自分の見た目だけでなく自分の身の回りを全てゴージャスな装いにさせたがる。

ウルトラバレーのテッカグヤは「成群」と呼ばれる群れをなし、その頂点に「皇(or皇后)」が君臨する。彼女も成群の一つの頂点に立つ皇后である。
そして皇や皇后同士は皆プライドが高く、互いに譲らないので小競り合いや衝突が絶えない。
ウルトラバレーを離れた理由は資源不足に陥ったのもあるが、不仲である他のテッカグヤの皇や皇后と離れたかった理由が大きい。
セイムはウルトラバレーにいた頃からの腐れ縁で、違う世界に行く度出くわす犬猿だったが、時の経過と共に互いに悪態をつく関係になった。
ステラとビエラは今いる世界で初めて顔を合わせたが、ステラに関しては耳にしたことがあり、初めは地位の高いステラをライバル視していた。今はわだかまりが解けてステラやビエラに振り回される日々を送っている。
今の場所に居座る前はガラルに居た事もあり、その時まだ少年だったトレヴァーと出会っている。彼の事はそれなりに認めており、パフォーマーの夢を密かに応援している。

武器の中でも銃火器を好む傾向にあり、火に弱い身でありながら銃火器で戦う事に拘りを持つ。故郷でついたあだ名は「爆竹」。
原型時の腕を模した愛用のロケットランチャーは帽子の中に収納されており、使う時は帽子の頭を叩くことで取り出す。二つ出す時は本気を出した時だが、普段は片方だけで戦うことが多い。
戦闘時はロケットランチャーを振り回したり無尽蔵に撃てるロケット弾を発射して攻撃する。