
「うへへ見てくださいよこの化石の坐骨、これ程綺麗な形で残るのが珍しいのはさておき魅惑的じゃないですか?こう、このラインなんかが安定してるけど唆るというか!」
「こう見えてボクは女王ママの右腕として色々やってきたんだぞ?キミに寄りつく悪い虫なんかすぐにでも蹴散らしてあげるよ!」
「……ボクは強いから護衛とか助けとかいらないのにさ。そんな風に優しく扱われたら誰だってビックリするし、ドキドキするじゃないか……!」
ガチゴラス♀ジェーン(Jane)
ようき 暴れることが好き
年齢:19歳
身長:173㎝
一人称:ボク
好物:燻製の肉
ウィンドンにある自然史博物館の学芸員。考古学(少しだけ生物学もかじってる)専門で、化石を中心に取り扱っている。
陽気で人懐っこく、表裏のない性格。物事に常に全力で「楽しんだもの勝ち」がモットー。
感情が表に出やすく、喜怒哀楽が激しい。嬉しさから興奮すると原型の姿で踊ったり駆け回ったりする。
一方で寂しがりで、周りに誰かがいないとテンションが低い。
その人柄に加え、本業で客に説明するときの分かりやすさから博物館では名物学芸員と評されているが、化石や骨フェチを拗らせているところがあり、しばしばオタクじみた言動に走っては客に引かれることもしばしばある。
化石から復元された存在で、元々は大昔イッシュの一部地域を治めていた暴君の竜の姫君。本名はジェーン・トリックス(Jane Trix)という。
女王だった母スーザンを敬愛しており、彼女の右腕的存在として活躍していたが、植民地の視察に来た時に共に火砕流に巻き込まれて化石となる。ジェーンは復元できるだけのパーツが揃っていたので復元できたが、スーザンは大部分が使い物にならない有様で復元には至らなかった。
復元の際に辛うじて残っていたスーザンの骨で欠けた部分が補われた影響からか、復元以降夢で「存在しない記憶」を垣間見ることが増えており、ジェーンはそれが薄々母スーザンの記憶だと分かっている。
それらの記憶に助けられることもあるため、ジェーンは母の記憶に恐怖することはなく、寧ろ母を身近に感じられて安心感を抱いているところがある。
カロスで復元され、ガラルにやって来たのは「アロール」という宝石化した珍しいアマルルガの化石の調査と護衛のため。
その稀少さから数多のマニアに狙われる化石を守るべく奮闘しており、アロールが復元された後も律儀に彼を守ろうと努めている。
アロールに対しては対等かつ先輩や姉のように振舞っており、天然な性格に加えまだ現代知識に疎い彼のフォロワーとして一生懸命動いているが、その時に生じる隙をアロールからカバーされることも。
現代においては家族がおらず孤独な存在であり、寂しい思いをしてきたため、アロールの存在は現代のジェーンにとって良き存在となっている。共に暮らし始めてからは優しく献身的な彼を意識し始めているところもあるが、まだ口には出していない。
古代のイッシュを力とカリスマ性で治めていた王族出身で、彼女もその血を継いでいる。
戦闘力は高く、人の姿でも並外れた力を振るって戦える他、戦闘狂なきらいがあり、感情が高ぶると白目部分が黒く変化し、攻撃の手を一切止めないバーサーカーと化す。
返り血を浴びても気にせず、タガが外れたように戦う姿は普段とのギャップが激しく、それで恐れられてしまう事も一度や二度ではない。
流石のジェーンも周りから怖がられる反応は気にしており、今はバトルを楽しみつつ改善しようと心がけている。
