ジャスミン

「えっと、共通語、あんまり話せない……でもいっしょけんめ頑張るカラ、なにとぞよろしゅう」
『遠いところからはるばるお越しいただきありがとうございます。何もないところですが、ゆっくり寛いでくださいね』(現地の言葉)


☆エンニュート♀ジャスミン(Jasmine)
おだやか ちょっぴり見栄っ張り
年齢:19歳
身長:161cm
一人称:ワタシor私
好物:マラサダドーナツ


アーカラ島の火山地帯に住む、女系の毒蜥蜴一族の族長。
あまり村から出る事は無く、姉や観光客から外の世界の話を聞くことが大好き。
穏やかで平和主義、心優しい真面目な常識人。
リーダーシップを発揮するよりは誰かを陰からサポートする方が性に合っていると考えているが、同族ではただでさえ珍しい女性の、それも色違いという希少性から神の使いと崇められ、そのまま族長として祭り上げられてしまった。
それでも自らの境遇を受け入れて日々民のために慣れない仕事に精を出す健気な努力家。
族長としての仕事の他にも自由奔放な姉アンゼリカの相手もしなければならないため、常に気苦労が絶えないようである。
前述の通りやや巻き込まれ体質ではあるがどんな時でも一生懸命に頑張れる。

特異な見た目をしているが、姉のような強大な力も無ければ一族を引っ張るカリスマ性も無い。
見た目の所為で内面を過度に期待される事に辟易しており、同時にコンプレックスにもなっている。
必要以上に目立つ、誤解されるといったことも苦手。
そのため外見ではなく中身を見てくれる相手を探している。

対象者の体をを活性化させ、元気にする毒を扱うことができる。
この力は先祖が島の守り神から力の一部を受け取り、代々継承している固有の能力で、本来なら子孫であるジャスミンも扱えるのだが、本人の少々後ろ向きな気持ちや実力が追いついていないため、まだ完全にコントロールができない。

外の世界にあまり行かないため普段は民族の言語を使用しており、共通語はたまにしか使わない(民族の言語の場合は敬語、共通語の場合はカタコト)。
尻尾は人の姿になっても原型のまま。