
「いやいやいや、たいしたことないってば。私なんて地味なポケモンだしさ。これくらいの仕事が性に合ってる」
「コーヒーに合うお菓子なら得意だけど、紅茶に合うとなるとだいぶ不安だなぁ……やるだけやってみるか」
「ネリーって私より魔法使えるじゃん、今更私が稽古つけなくても……でも頼まれたからには教えられるだけ教えるよ」
☆マホイップ♀ルクレツィア(Lucrezia)
がんばりや 暴れることが好き
年齢:20歳
身長:163cm
一人称:私
好物:マリトッツォ
コーネリア、オーレリアの従姉妹で、愛称はルー。魔法使い。
魔妖局に所属しており、日夜吸血鬼や幽霊達関係の事件に奮闘する。
現場に赴くよりも本部で事務仕事をする事が多く、裏方的な立ち位置ではあるがしばしば重要な案件に携わる事もある。
控えめで目立つのが苦手、自己主張をあまりしない性格。
自分を過小評価したがるやや後ろ向きな思考をしており、心配性のきらいもある。
一方でスイッチが入ると積極的になり、得意分野等の物事に取りかかるとのめり込みやすい。エンジンの掛かりが悪いタイプ。
機関での仕事がきっかけで出会ったキャロルとは類い稀なる才能を持つはみ出し者同士意気投合し、時々お茶をしたりゲームをする仲になっている。仕事でも時々彼女の手を借りたり、逆にキャロルから頼られる事も。
趣味はお菓子作り。無心になりたい時によく屋敷の厨房を借りており、コーヒーに合うお菓子を作るのが得意。
ルクレツィア自身は根っからのコーヒー派だが、ガラルでは周囲の人が殆ど紅茶派なのでやや肩身の狭い思いをしつつ、最近は紅茶に合うお菓子作りにも奮闘している。
なお、コーヒー派故に同じ機関に所属するミステリア(コーヒーの香りを好む)からは目をつけられており、事あるごとにいじられている。
生まれはカロス近辺の某国(S面子の国)。本名はルクレツィア・タッリャレーニェ(Lucrezia Taglialegne)。
南部地方の貴族として平和に育ったが「白を神聖視し黒を忌み嫌う」家系であるが故に、黒い体に進化してから親族達に除け者扱いされるようになり、2年前に事態を重く見た彼女の母親がガラルのブルイヤード一族に手配をして移住した。
ちなみに実家そのものは体裁を気にして振舞っているだけに過ぎず、家族に限ればそれなりに気を許せる関係。
ガラルでは賑やかで華やかなブルイヤード一族に揉まれ、困惑しつつも楽しく暮らしている。
従姉妹達との仲は良く、よく彼女らに魔法や勉強を教えたり、お菓子を焼いている。
魔法の腕は優秀な方。攻撃系の魔法は苦手で防御系の魔法を得意とする。
中でも魔法使いの中でも禁忌に近い「他人の魔法(エーテル)を奪って使用できる」魔法と驚異的な治癒再生魔法に長けており、後者は病気と致命傷以外はほぼ完全に治せる。
ただし両方とも使用すると心身に負荷がかかりやすく、一回使用しただけでも激しく体力を消耗する。
本来ならば高位の魔術師になれる実力持ちだが、魔法を悪用されるのを恐れて力を隠し、地味な立ち位置で満足している(職場の上層部等、一部の者には知られている)。
本人はあまり戦いたがらないが、上述の通りの性格故一度バトルになると活発になる。
