・白いふわふわの髪に紫の耳を持つロコンの少女。リナルドと一緒に暮らしている
・アローラのラナキラマウンテン出身。現在の国に来るまで魔法使いの父親と山で暮らしており、雪山を歩き回ったり夜中に星を眺めたりして過ごしていた。
ある日父親が流行病に倒れ、死期を悟った彼の手で麓の村に預けられる(父親はマリエシティ郊外で亡くなり、そこに墓も立てられる)。村では預けられたアローラニャース達の家族にこき使われ、ある日川で洗濯物を洗濯していた時にリナルドに出会う。
その後リナルドがココナツ(☆ジュナイパー♀・ウラウラ島の権力者)に掛け合った事で麓の村から切り離され、リナルドの元で養育される事となる。
・母親は物心ついた時からいない。唯一の家族だった父親もいなくなり、現状肉親と呼べる相手はいない状況。
・実は両親共々長命種。本人はまだその事を知らず、自身が長命と知るのはもう少し年月が経ってから。
・父親が病気で弱っている姿が記憶に残っており、周りの人が病気や怪我で苦しんでいる姿を見ると過剰に心配する。
・リナルドやエルミニアを見て育っているので魔法に対する情熱が強い。いつかは彼らのような魔法使いになって人助けするのが夢。レベルの高い二人の魔法使いが目標であり憧れであるため、自然と求められるもののレベルが高い事にマヒナは気付いていない(そして無意識のうちに彼らに並ぶ技術を得る)。
・とても好奇心が旺盛で、気になったものには全速力で向かう。珍しいものには興味津々。
特に今いる場所はアローラの山と全然環境が違い、見た事がないものがいっぱいなので毎日目を輝かせている。
・知らない場所への関心も高く、いつかは外国へ行ってみたいと思っている。
・分からない事があると首を傾ける。その仕草がとても愛らしい。
・天真爛漫であまり自分を飾らない。子供らしく自然体でいる事が多い。喜怒哀楽も豊かで、全力で笑い全力で悲しむ。
・知らない人の前では人見知りで口数が少なくなる。リナルドやエルミニアの後ろに隠れることが多いが、エルミニアが店番させる事もあるため少しずつ克服している。
・控えめに不平不満を漏らすタイプ。時々粘りはするが普段はあまり騒ぎ立てることはなく、ダメだと悟ったら大人しく従う。
・空気は読める方。幼いながら自分の力量を把握しており、マズい状況になるとひたすら口を閉ざす。
・神様文化が根付いた国出身のため、神様を信じる方。父親から「困った時のおまじない」として教えられた言葉は、現地でカプ神に祈る際の祈りの言葉。
・嬉しい事があるとぴょんぴょん飛び跳ねたり、耳や尻尾を大きく振る。
・アローラの霊山育ちという変わった経歴や可愛らしい顔立ちから、羨望と奇異の目で見られる事もある。
・長い髪に憧れを持っている。いつかは背中くらいまで伸ばしたいと思っている。
・アローラの記憶は色濃く残っており、今でも父親との記憶を思い出しては寂しさに涙を流すこともある。
・アローラの言葉も話し言葉ならある程度分かる。文字までは書けない。
・山に住んでいたので山の知識をある程度有する。遭難したら上を目指す、山では上半身をまっすぐにして歩く、山は天気が変わりやすい等。
・また山育ちのため体力にそこそこ自信があり、道端で疲労し倒れこむことがない。あまりリナルドの手を煩わせる事がないと彼からは褒められている。
・ぬいぐるみが大好きで、ぬいぐるみには必ずアローラの言葉から名前を付けている。
一番のお気に入りであるホクレレ(紫メテノ)はエルミニアからもらったもので、他にも父親の形見であるホアカ(ルナトーン)、銀河から名前を取ったイア(ピィ)、屋台のくじ引きで出会ったマケマケ(ジラーチ)等がいる。
・麓の村の悪い記憶はほんの数ヶ月のものだったので、リナルドやエルミニアと暮らすうちに少しずつ薄れてはいるが、今もちょっとだけアローラニャースが苦手。
・好きな花はプルメリアとプリムラ。プルメリアはアローラの頃から好きな花で、父親から手製のレイをプレゼントされてはしゃぎ回った事がある。
プリムラは今の国に来て初めて見た花だったので思い出深い花となっている。
・冷たくて甘いものが好き。パフェやズコットケーキなど。それ以外だとドーナツやプリン、キウイや桃も食べる。苦手なものは辛くて熱いもの。カレーやペンネアラビアータが食べられない。
・コーヒーやカフェラテは飲めないが、ミルクコーヒーくらいなら飲める。
・バトルはまだ実戦経験は皆無だが、「こなゆき」「ムーンフォース」「オーロラベール」「しろいきり」くらいなら使える。氷タイプだがフェアリー技の方が出しやすい。
・才能型と努力型で言えば才能型。リナルドを思わせるくらいの天性のポテンシャル。
・天体観測が何よりも大好きで、よくお星様を見に行こうとリナルドやエルミニアにせがんでいる。アルミダと呼ばれるようになってからはソロキャンプしながら天体観測するのが趣味になる。
・星の知識もあり、父親から学んだこと以外には買ってもらった図鑑をボロボロになるまで読み返して知識を得ている。
・休日は絵本や図鑑を読んだりぬいぐるみと遊んだり、図書館や博物館に行って過ごしている。
・エルミニアの弟子として一通りの家事もこなせるよう教え込まれた。エルミニアの料理を手伝ったりリナルドの掃除を手伝ったり、年齢以上にしっかりした面が目立つ。
本当はもっと色々なスキルを覚えたいが、これ以上は危険とエルミニアからストップがかかっている。
・計算はまだ自力では簡単なものしかできないが、足し算引き算のみであればエルミニアの店の店番で覚えた電卓を使っておこなえる。
・夜はリナルドと一緒のベッドで眠り、朝はリナルドより早く起きて彼を起こしてから身の回りのことを済ませる。
・リナルドは劣悪な環境から自分を救ってくれた相手として信頼を寄せている。関係性はあくまで保護者と庇護者としてのもので、それ以上でもそれ以下でもない。擬似兄妹。
・リナルドの事は「おにいちゃん」と呼び、彼に甘えたり隙の多い彼をさりげなく支えたりしている。
彼が何かに怯えていたり、苦しそうにしている姿を度々見るが何もできない自分を歯がゆく思っており、いつかはそんなおにいちゃんを守ると決めている。
・エルミニアは魔法の師匠。母親がいればこんな存在だったのだろうと思っているが、エルミニアの方針により「ししょー(師匠)」呼びを徹底されている。
彼女からは魔法だけじゃなく生活スキルや一般教養も学んでおり、時に簡単な仕事から店の業務を手伝う事もある。マヒナがしっかり者なのはエルミニアに厳し目に躾けられているのも影響している。
・ルドヴィコは父親にどこか雰囲気が似ており、リナルドやエルミニアの知らないことも教えてくれるので懐いている。親戚のあんちゃんくらいの存在。
・タンクレディはリナルドの家やエルミニアの家でよく顔を合わせるので、すっかり仲良くなってしまった。やはり親戚のあんちゃんくらいの距離感で遊んでもらっている。