マイレ


「この植物とこの植物は疲労回復に良くてね、こうして花粉団子にして食べると栄養ドリンクいらずなんだよ」
「なるほどなるほど、もしかしてその靴磨きの子供って、だいぶ背が低くて金髪で、こんな顔じゃありませんでした?」
「これは逃げとは言わないよ、戦略的撤退だから何も問題はない!」


アブリボン♀マイレ(Maile)
おくびょう がまんづよい
年齢:24歳
身長:137cm
一人称:私
好物:メープルシロップ、砂糖たくさんの菓子パン


カロスの隣国の探偵。アポロと共にパンドーロ探偵事務所を切り盛りしている。
種族柄見た目が小学生と見間違うほど小さいがこれでも成人済み。大人らしい面倒見の良さと落ち着いた態度に、若者らしい未熟さを持つ。
よく子供に見られるため、誰かに頼られたり「お姉ちゃん」と呼ばれると調子に乗って舞い上がってしまうところがある。
一方で怖がりであり、苦手なものを目にすると足がすくんだり逃げ出したくなる衝動に駆られやすい。危機に対面する度しょっちゅう探偵を生業としている理由を自問するが、何かを考え込んだり、誰かに頼られる事が好きな性分なので結局今もなんだかんだで続けている。

力の無いマイレは知恵と忍耐とすばしっこさを駆使して探偵業やバトルを行う。
武器の一つである花粉団子は、実家の花屋を長年手伝って来たが故の植物の知識がふんだんに使われており、植物で再現できるだけの効能は一通り作成できる。
また職業学校で学んだ変装術は完成度が高く、特に物乞いや花売り、靴磨きなど、身分の低い子供に化けると親しい者でも本人と見分けるのが困難になる程。
臆病ゆえの狡猾さも持ち合わせており、目的のためなら手段を選ばない。相手を騙したり、利用することにも躊躇が無いが、時折情が移って良心の呵責に苛まれることもある。
母親は地元のアブリボンで父親はアローラ出身のクワガノン。小さい頃はアローラのメレメレ島に住んでいたようだが、当時の記憶は殆ど無い。

アポロの事は良いパートナーとして見ている。
最初は仕事の上司として慕っていたが、彼の気持ちや本心を知ってからはマイレ自身も惹かれるようになり、すっかり心を許すようになった。
彼の突飛な言動に付き合わされてもやれやれと呆れつつ、内心楽しくて仕方ない。

ピカチュウ顔の種族(パチリスやエモンガ等)が好きで、彼らのグッズを集める事と、花の世話が趣味。