
「ダメです!他の方が許してもこの私が……って全然話聞いてないじゃないですかー!」
「お姉様達は皆優秀だけど、私は取り柄らしい取り柄も無いからずっと籠の鳥になっていたんです」
☆フラージェス♀マーリン(Marlin)
ひかえめ 打たれ強い
年齢:138歳(精神・肉体年齢は10分の1)
身長:141cm
一人称:私
好物:シェパーズパイ
クーフーリンのメンバーで、ガラル近隣の島国の姫の一人。フラージェス姉妹の末っ子でアンフィーサとレヴリーは姉。妖精のような美貌とチョウトンボのような透き通った翅を持つ。
ある時城の外が気になってお忍びで散策している際にオルウェンと出会ったのがきっかけでクーフーリンに加入した。
幼い頃は病弱で、それ故生まれてから殆どの時間を城内で過ごしており、加入前は王宮で働く者達の子供(6~9歳くらい)に勉強を教えていた。
本来ならば他国に奉公に出され、奉公先で女性らしい名前を貰うしきたりがあるのだが、病弱体質を克服した今もタイミングの関係で生まれた時の名前のまま。
生真面目で少々頭が固い性格。良くも悪くも一つのことに固執してしまう。素直でお人好しのため、行動がどことなく危なっかしい。
箱入り娘として育てられてきたので、長年生きている割には世間知らずで未熟。長命な種族だけど精神年齢や肉体年齢はオルウェンやアリアよりも低い(少しずつではあるが成長している)。
常識に囚われすぎているところがあるため、突飛で行動的な他の面子には振り回されてばかり。
保守的で行動が控えめになりがちだったが、クーフーリンで活動する中で徐々に積極的になりつつある。
控えめな理由には両親や姉達が優秀すぎる事へのコンプレックスもあるのだが、周りが凄すぎるだけで本人もそれなりにスペックは持ち合わせている。
長年生きているため西洋魔術の殆どの知識を有しており、魔導書が無くても咄嗟に魔法の使い方が頭に出てくる。もっとも技術面が追いつかず、使い方だけは分かるが自分では実践できない例も多々ある。
その知識を生かして活動がない日はアリアンロドに魔法を教えている。その間だけは彼女と師弟関係にあるが、それ以外では気の合う親友同士。
魔法の中でも植物を操る魔法が得意で、蔓や木の枝や根を自在に操って攻撃や防御を行う。
あまりにも自然すぎて草タイプに間違われるのはしばしば。オルウェンとは戦法における相性が良い。
翅は先端が透明になっており、少し柔らかい。先端に限れば力を入れただけで破れてしまうが再生力が高く、翌日には元どおりになっている。
武器の短剣は、魔法を使うための媒体(魔法の杖と同じ役割)で本来の使い方は殆どしない。
髪の花は魔法で咲かせたもの。感情の振れ幅で増えたり減ったりする。

