メアリ

「お黙り、これでもあたしはあんたよりだいぶ年上よ。年長者を敬えって教えられなかったの?」
「どうせまた吸血鬼か獣人の仕業よ、あいつら程碌でなしな連中なんていないもの、勿論あたしを含めてね」
「ピーター、その辺にしといたら?後は放っといても大丈夫だと思うけど」


☆クスネ♀メアリ(Mary)
なまいき 打たれ強い
年齢:27歳(見た目8歳くらい)
身長:129cm
一人称:あたし
好物:生魚(刺身等)・生ハムのチーズ巻き


ガラルの国営機関「魔妖局」の調査員で、ピーターの妹。
仕事としては事務所で依頼人や現場等を仲介したり、ピーターや上司の補佐役として共に現場に赴く事が多い。
捻くれ者で斜に構えた性格。他人に対しては用心深く、帽子を深く被って目を合わせないようにする他、刺々しい物言いが目立つ。
また物事を根に持ちやすく、一度あった出来事はずっと記憶し続ける。ネガティブで常に自分を卑下している。
一見意地悪に見えるが、人見知りな事や「普通の子」としての平和な生活を失ったが故にやさぐれてしまったもので、人並みの優しさを持ち合わせたツンデレな性格をしている。
生来は内向的かつ慎重な性格であり、自分の世界に没頭すると周りが見えなくなるきらいがある。
ピーターやウォルター等、心の許した相手への扱いは好意の裏返しによる雑なものになりがち。
頭がきれ、思考力に長けるため、頭脳を生かしてピーターのサポートをする事もしばしば。

元々は夢見がちなどこにでもいる中流層の子ギツネだったが、8歳の時にバカンス先のパルデアで獣人のパラドックスポケモンに襲われ、獣人にされてしまう。
それにより永遠に成長する事ができなくなり、大人の姿になれなくなった事(見た目と内面のアンバランスさ)を今に至るまで引きずっている。
また獣人の特徴として毎月満月の夜に狂乱化するため、自分の体質、ひいては自分自身を忌み嫌っている。
ちぐはぐな姿や厄介な体質故に邪険にされたことも一度や二度ではなく、自身を嫌われ者と称する。
親と家を失った後は紆余曲折を経てウィリアム(ウェーニバルの青年。ウォルターの父親)に助けられ、彼の計らいで魔妖局を紹介してもらい、そこで教育を受けた後はそのまま就職し、働いている。

獣人としての力を持ち、幼い見た目に反して成人男性程の腕力、常人を逸する素早さと運動神経を持つ。
傷ついても夜の間は驚異的な再生力であっという間に治ってしまう。
戦闘力の殆どを獣人の力が占めているため、ウォルターのような魑魅魍魎の力を打ち消す者に触れられると著しく弱体化する。

好きなものはファンタジー作品とドラゴン(可愛らしい造形だと尚良し)。
恩人から貰った緑色のカイリューのぬいぐるみにノエルと名付けて大切にしている。
剣と魔法のコテコテな要素が盛り込まれ、かつドラゴンの扱いが良い作品が大好き。