
「美しさの欠片のない造形ばかりが跋扈するところだが、この世界も悪くないな、まだまだ調査のし甲斐がある」
「これは美味い飯だ!脳みそのでかい畜生共も偶にはやるじゃないか」
「この世界の常識なんてたかが知れてる、我々の常識じゃこのくらいは造作もない……つまりだ、これは治る病気って事だ」
☆ウツロイド ラーフ(Rahu)
まじめ 物音に敏感
年齢:不明(肉体年齢10代半ばくらい)
身長:149cm
一人称:ラーフ
好物:金平糖
異世界のウルトラディープシーからやって来た「究極異獣(ウルトラビースト)」の1人。ガラルのモトストーク(エンジンシティ)でUB専門の診療所を営んでいる。
ガラス玉のような瞳とビスクドールのような可憐な姿を持つ。性別は無い。
髪は触手にも変えることができ、人の姿で毒を打つ時は触手状態で使う。
真面目で礼儀正しく冷静。裏表がなく、真っ直ぐで感情豊か。それでいて自己中心的であり、彼の起こす行動の大半は自分のためのもの。
「美」を追い求めており、芸術はもとより生命の神秘に対する美しさも独自の考えを持っているが、この世界の常識を逸脱しているセンス。
研究者らしく知識欲旺盛で、気になる事には興味津々。知識に対して貪欲故、人目を憚ることや倫理観に欠ける行動も厭わない。その様子は端から見れば狂っているようにも見える。
UB以外の、今住む世界のポケモン達の事を知能を持った家畜乃至実験材料としか見ておらず、下等生物と同等の扱いをする事も(この世界から見た)奇人ぶりに拍車をかけている。
ガラルのUB達の治療をおこなう傍ら、夜な夜なポケモンを攫っては実験台にしている。また、金稼ぎと毒の効能の研究を兼ねて自身の神経毒を使った薬物を裏社会に流している。
故郷での肩書きは生物学者。たまに迷い込む別な世界のポケモン達の研究をする中で彼らの世界にも興味を持ち、実験台確保も兼ねて異世界の調査員としてガラルに降り立った。
今の見た目はどの世界でも通じる普遍的な美しさとして、昔出会った別な世界の女王を真似たもの。
自身が見下す生物達が街や国を発展させている件は特に気にしておらず、彼らの技術力と食事の美味さだけは認めている。曰く、家畜の肉や乳を食らう行為と同じ感覚。
UBとしての種族柄凶悪な力を持つが、運動神経は悪い方でバトルは非常に苦手。出来るだけ戦闘には関わらないように行動している。


