ロッソ

「やれやれ、またあの方の尻拭いをさせられる…嫌ではないんですけどね」
「畜生どいつもこいつも馬鹿にしやがって!本気でお命頂戴してやろうかオラァ!!」


☆ヨマワル♂ロッソ(Rosso)
うっかりや ちょっぴり見栄っ張り
年齢:約200歳程度(外見は8、9歳くらい)
身長:136cm
一人称:僕
好物:こんにゃく


送り火山の墓守。シュヴァルツに拾われ、以後彼の付き人もしている。
夜な夜な人里に降りては、言う事を聞かない人間やポケモンの子供を攫って叱りつける攫い屋の仕事もしているが、最近は様々な事情により休業せざるを得なくなっており、溜まった鬱憤を他人を驚かせることにより発散している。
左目は空洞でそこから花が咲いており、この花が開いているとと人の姿に、閉じて空洞の奥に引っ込むと原型の姿になる。

生真面目だがお人好しで鈍臭く、うっかり屋な性格。常識人。
誰かによく尽くすしっかり者で、ダメなことはダメだとはっきり言えるタイプ。主人であるシュヴァルツに対しても禁酒を強いたりと、厳しい態度を取る。
一方他人の言う事を素直に聞いてしまうため、シュヴァルツから面白がってあることないこと吹き込まれている。
決める時に決められず、鎌を振り上げればしょっちゅう手が滑ってあらぬ方向に飛ばす上、服の裾に足をとられて転ぶことも多々ある。
ゴーストタイプなのに怖がりで、骨や幽霊は平気だがゾンビのような肉体を持つホラー系が苦手。
子供が大好きで、よく子供の遊び相手を買って出るも最近は不審者と思われて逃げられるようになってしまい、同じゴーストタイプのポケモンとばかり遊ぶようになっている。少しそれが悲しいらしい。

時代の変遷と共に子供達に避けられるようになったことへの不満や振り向いて欲しい気持ちから相手を驚かすことを始めた。
元々死神のような服装や鎌、生気の無い肌や顔つきといった不気味な容姿だが、前述の性格や可愛い声で全てが台無しになっている。
それでも怖がらせるために、こんにゃくを糸に垂らした棒を持って襲いかかる、少々ズレた面も。
基本的に古典的な驚かし方しかできないので、シュヴァルツやアカネマルからは三流呼ばわりされているが、子供の中には彼の挙動に笑ってくれる者もおり、その笑顔を見ると少し嬉しくなるという。

成長速度が緩やかな種族なので、幼い外見をしている。精神年齢はだいたい中高生程度なので、時々厨二なものに惹かれることも。
一方で、ある時期から外見が一向に成長していないのでは……と感じており、シュヴァルツが何かしでかしたのではないかと少しだけ疑っているが、真相は不明。

常時手にしている(もしくは顔の左側に付けてる)ドクロの仮面は、本人の表情に合わせてコロコロ顔が変わる。
鎌は本人曰く「一振りでその辺の魂を獲る」。実際はシュヴァルツの嘘を信じ込んでるだけでただの大鎌。