スオウ

「えーっそんな……僕には無理ですって!無理無理!」
「あ、あのー……僕男なんですが」


ヒードラン♂スオウ(朱桜)
おくびょう 物音に敏感
年齢:13歳
身長:146cm
一人称:僕
好物:春巻


アカネマルの部下の1人。最近入った新入りで、不憫兼ツッコミポジションとして周囲の騒がしさに振り回されて疲れるも楽しい毎日を送っている。
温厚で几帳面な性格。少々女々しい部分があり、弱い自分を隠すため女物の服を着ているが、実際は男らしさに憧れている。
保守的な思考に加え、怖がりなので中々前へ踏み出せない。自身の行動に不安を感じているためか、他人の行動を見てから一歩遅く踏み出すタイプ。
開放的で大雑把な他の面々の行動を遠巻きに眺めたり、時にビクビクしながら付いて行く。
アドリブが苦手で、予想外の出来事に出くわすとものすごく慌てる。
年の割に知恵ははたらく方で、時々有益な発想でメンバーを助けるが、そこまでに行き着く過程が長いので普段はパッとしない。
家では給仕係としてお茶を差し入れたり、アカネマルの家事の手伝いをして過ごしている。

彼の家はイッシュの火山帯に住む民族を祖とする名家で、現在はえんとつやまに居を構えている。
観光客をもてなしながら穏やかに暮らす一族ではあるが、スオウが生まれる前にオノノクスやサザンドラの一族に虐げられて平和なホウエンに逃げてきた経歴があるため、異常なまでにドラゴンタイプを忌み嫌う一方で、氷タイプとフェアリータイプを愛する極端な思想が蔓延っている。
当然スオウは当時を知らないため、この思想に疑問を持っているそうだ。
また、スオウは跡取り息子だが前述した性格のため、家の者から心配されたりあまり良く思われていなかったりしている。本人もそれを痛く感じており、跡取りに相応しい強さとは何かを知るためアカネマルに弟子入りした。

本人は弱いと自負するが、潜在能力は高い。
気配を隠して移動することが得意で、それを使った奇襲が主な戦法。遠距離攻撃が一番得意だが、小銭を縫い付けた服の袖を使った接近戦(風を切る音で威嚇、袖で叩く等)もこなす。
好戦的なメンバーが多いチームの中で唯一バトルを好まない性質。皆がケガしないか心配してる。