
「ふふん。僕の凄さが分からないとは、やはり庶民には理解できないって事だな」
「おのれ~……お前ら揃いも揃ってこの僕を振り回しやがって!そんなに玩具にしたいのか!」
☆ウルガモス♂スーリャ(Surya)
おくびょう 物音に敏感
年齢:21歳
身長:178cm
一人称:僕
好物:バルフィ(インドのお菓子)
イッシュの上流階級関係の荷物を運ぶ運送部隊の小隊の一つの隊長をしている青年。愛称はスーさん。
蛾のような瞳と褐色の肌、ダークブラウンの髪の端麗な容姿の美青年だが、中身は少し態度が偉そうでナルシスト。
相手を見下すような物言いをしたり、無茶を頼んだりする高飛車な奴だが、自覚はしている様子。後で冷静になり、詫びる事もあるので根っからの性悪ではない。
更には怒りっぽく、怒ると発火し火の粉を周囲に撒き散らす癖がある。
一方でヘタレで臆病かつ涙もろく、押しに弱い。部下や従者からはそこを突かれて良いように扱われており、相手を振り回す側の性格に関わらず気苦労が絶えない。
特に部下のフェーンや、他の部隊(実は従者)のセルケトは従えるだけで疲労感に襲われる。
職場の仲間には隠しているが、正体はイッシュ地方のウルガモス一族の貴族の子息で、次期当主。怪しまれずに貴族の動向を探る目的で運送業をやっている。
家では甘やかされて育った反面、他の貴族との諍いやいがみ合いに巻き込まれることも多かったため、温室育ちという訳ではない。
そんな生活を送っているからか、非常に他人思いで仕事仲間も家の使用人も大切な存在と考えており、彼らに手出しする者には普段の臆病さが消え、容赦なく攻撃する。家の使用人の名前をほぼ把握しているのも密かな自慢。
体を動かすことが好きで、特技である舞の艶やかさには定評がある。そのため身のこなしが軽く、柔軟。
鍛えているので華奢な見た目に反し力持ち。でも周りが元々怪力な種族ばかりなのでどう頑張っても彼等には及ばず、歯がゆく感じている。
軽やかな動きはバトルにも役立っており、流れるような動きから高火力の遠距離攻撃を放つ。
負けん気が強く、バトルにおいて手を抜くことを嫌い、負けると駄々をこねる。
特技は早寝早起き。
