【国の構造】
国全体を統括する王族の元に、それぞれの街を統治する統治者一族(諸侯)がいる構造。
階級社会で国民は上流階級(貴族等がここに入る)、中産階級、労働者階級に分かれている。
長きにわたって他地域からの侵略を受け続けた歴史があり、特に海を挟んですぐ側のカロスとは因縁がある。
3000年前に空が黒い雲に覆われ、国中のポケモンが無差別にダイマックスして暴走するブラックナイトがあり、その事でダイマックス乃至キョダイマックスの概念が発見されてからは、他国に無い強力な武器としてダイマックスが重宝されるようになり、特に従来のものより強大なダイマックスできる者__キョダイマックスできる者は次第にガラルにおける力・権力の象徴となり、社会的にも地位が高くなっていく。
現在のガラルの貴族や政治家にキョダイマックスできる者が多いのはそのためである。
地名は大部分は日本名を使用しているが、エンジンシティはモトストーク、ナックルシティはハンマーロック、シュートシティはウィンドンと英名を採用している。
魔法使いや魔物、吸血鬼、獣人の割合が他国に比べて高く、一説にはねがいぼしの力やガラル粒子が怪異を呼び寄せているからと言われている。
彼らと共存する上で、当然彼ら絡みの事件も多い。
また、UBも他国より居住人数が多い。
【リーグやジムチャレンジの体制】
古代から様々な民族が侵略していたガラルでは身分関係無く国民一人一人が強くなる事を推奨されている。
その為国民の中に眠るポケモンとしての本能、すなわち闘争心を呼び起こしつつ、政治が絡まない且つ残虐にならない程度のバトルを行わせるようにすべく大規模な娯楽のバトルとして誰でも参加できるジムチャレンジの体制が生まれた(※義務教育終了以降の者から参加可能)。
これには昔から度々あった統治者一族同士の領地争いを止めさせる目的もあり、各街の統治者一族の中から選りすぐりの者がジムリーダーとしてジムチャレンジの相手に立ちはだかる業務を担う事となる。
そして毎年ランク制定という名の元に一族のプライドを掛けたリーグ戦も行われており、毎年リーグ戦の時期になると貴族や平民関係なく国全体が盛り上がる。
なお、リーグの体制に関してはかつてこの地域を支配した古代ローマ(仮)の文化もヒントになっている。
毎年のジムチャレンジでトップになった者はリーグ戦で統治者一族と戦い、勝った者はチャンピオンとして君臨する。
チャンピオンとなった者は称号を授与され、平民でも貴族同様の待遇を受けるため、富や名誉を求めてチャンピオンになろうとする者は多い。
【弊ガラルの王族について】
遥か昔からキョダイマックスのリザードン一族が治めている。現在は女王がトップで、国中の者は皆女王を敬愛している。
王族関係の職業(親衛隊、世話役など)は代々キョダイマックスできるピカチュウ、イーブイ、フシギバナ、カメックスの一族が中心となって運営している。
王族関連の職業は非キョダイの種族も就く事はできるが、どの仕事のリーダーもキョダイマックス一族の世襲制のためその仕事の頂点になる事は困難を極める。
【街の統治者】
各街にはキョダイマックスできる統治者の一族がいる。大抵の家は中世~近代から続く由緒正しき一族で、基本的に街の運営も彼らに任されているが、一族が独裁政治を行わないよう監視役(と統治における負担の軽減)として町長や役所がある。
統治者一族はお家断絶や町民及び他貴族からの反乱を起こされない限りは半永続的に街を治める事となる。上述の理由で統治者一族が変わる事もあるが、基本的に後継もキョダイマックスできる一族が担当する。
リーグやジムチャレンジの体制ができてからは、一族の力のある者がジムリーダーに選出され、チャレンジャー達の対戦相手として立ちはだかる業務も担う。
毎年ランク選定という名のもとに一族のプライドを掛けたリーグ戦も行われており、毎年リーグ戦の時期になると貴族や平民関係なく国全体が盛り上がる。
【娯楽】
リーグやジムチャレンジといったポケモンバトル以外に、フットボール等のスポーツや馬のポケモンのレースである競馬が民衆の娯楽となっている。また勝負事への賭けも盛んで、18歳以上になると一般的な賭け屋での投資が可能となる。
現在大半のスポーツ(フットボールやクリケット等の有名どころ含む)の公式試合や競馬において、魔法使いの出場は禁止されている。魔法を使えるというアドバンテージが著しく公平性を欠くだけでなく、過去に魔法絡みの不正も頻発したためである。
一方各街の統治者一族達が絡むポケモンバトル関係は魔法使いの統治者一族や市民が猛反発し、公式大会での魔法の使用を大幅に制限した上での出場が許された。
また、マイナーな競技では魔法の使用可能なものもあり、魔法使いアスリートが活躍している。
酒は18歳以上からアルコール類の購入が可能。ただし18歳未満でも大人の同伴があれば食事と一緒の飲酒が許される。
【学制】

【魔妖局】
ウィンドンに本部のある、大昔から続く由緒正しき国営機関。
主な業務はガラルに住む魔法使いや魑魅魍魎(吸血鬼や獣人、幽霊等)、UB達関連の事件や困りごとの調査と解決。
その他行き場を無くした彼らを保護し、その後の生活のサポートを行なったりする。
業務の関係上働く面々も魔法使いや魑魅魍魎、UBの割合が高い。
【ダイマックスについて】
[ダイマックス]
自身を核とした、エーテルとガラル粒子の化学反応によって生み出される質量を持った像を弊世界観においてはダイマックスと称する。
ダイマックスの像は原型の姿そのもののため、通常はキョダイマックスしても人としての姿は変化しないが、目が変わる者もいる。
弊ガラルではキョダイマックスできる一族が力を有しており、町や国全体の政に関わっている。
王族もキョダイマックスの一族だが、首相や町長はキョダイマックス以外のポケモンでもなれる。
キョダイマックスの一族は一種類につき一つの家という事はなく、同じ種族で複数の家が存在し、血縁もあったりなかったりする。
[キョダイマックス]
ガラル粒子との適合性(シンクロ率)が高い体質の者は、生み出した像がより強大なものに変わる。これがキョダイマックスである。
キョダイマックスは弊ガラルにおける力の象徴で、普通のポケモンと比べても社会的にも地位の高い者の割合が高め。貴族や政治家が多い理由でもあるが、近年後天的にガラル粒子との適合性を高める方法が発見され、その定義は少しずつ崩れようとしている。
・キョダイマックスの体質はキョダイの因子を持つ親からしか生まれない。稀に非キョダイ体質の親からキョダイ体質が生まれる場合があるが、隔世遺伝である。
・キョダイ体質同士の親からでも非キョダイ体質は生まれる。キョダイマックス一族において非キョダイ体質は劣等種扱いされ、差別されることが多い。
そのためキョダイマックス一族出身の非キョダイ体質の者は養子に出されたり、出自を偽ることが度々あった。
今は昔に比べて偏見は少なくなっているが、差別の風潮は完全に消えていない。 [後天的なキョダイマックス] ・近年、ヨロイ島にしかないとされるダイキノコを適量摂取する事でガラル粒子との適合性を高め、キョダイマックス体質になれる方法が発見された。
・元々この方法はヨロイ島のみで伝わる秘術とされていたが、どこからか情報が漏れ出し、今はガラル全土でもそれなりに知れ渡っている。
・ただしダイキノコはヨロイ島の中でも生息域と数が限られており、キョダイマックス体質になるべくヨロイ島を訪れてもダイキノコを発見できず、失意のまま帰還する者も少なくない。 [人の姿でのキョダイマックス]
