Biscuit MEMO

PKG妄想や日常などのメモページ
Xで見かけた「キャラクターを考える時は「そのキャラクターが一番傷つく言葉」を考えてみよう、それが物語で扱う内容です」というツイートを見て、一番傷つく言葉か……と考えた時に真っ先に浮かんだのが剣面子の3人だったので、物語と一緒にメモ。

ウォルター
「家族も誰もいない、孤独なお前は一生弱いままだ」
実はこのウォルシノの馴れ初めにも関わる話なんだが、ある時ウォルターは弊ハンマーロック(ナックルシティ)ジムのジムリーダーことシルバー(ジュラルドンのアイドル)とひょんな事からバチバチになって、その時言われた言葉が上記の内容って話がある。
ウォルターにとって「孤独」「弱さへのコンプレックス」は一番傷つくことなので……当然ウォルターは逆上してお前を倒してやる!てシルバーと戦うけどコテンパンに打ち負かされてしまう。
それで塞ぎ込んだウォルターに対してトレヴァーがシノノメをバトルの師匠として紹介し、そこから特訓を経てリベンジを果たす、というのが大まかなウォルシノの馴れ初めだったりします。

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馴れ初めについては設定ページのCPまとめにもあるがここにも載せる。


ピーター
「かわいそうに、脚がないから一生フットボーラーになれないんだね」
未だフットボーラーの夢に対して未練タラタラなピーター。この言葉は当然今もNGワードで、言われた瞬間冷静さを失って猟銃を相手の喉元に突きつけるくらいに激昂するんだけど、実は11歳くらいの時にも言われている。
その時はウィリアム(ウォルターの父親・ピーターとメアリの恩人)が度々面倒を見てくれた時期で、ピーターも少しずつ過酷な生活の傷が癒えていたところだったんだけど、ある時所属していた少年フットボールチームのメンバー達と出会い、そのうち一人が上記のセリフをうっかり口にしてしまったのである。
当然ピーターは怒り狂ってそいつと乱闘騒ぎを起こし、家に帰ってからも怒りが収まらなくてテレビに椅子を投げつけ、リビング中破壊し尽くして暴れ狂い、右脚をテレビの液晶の破片で傷つけまくってそれはそれは荒れ放題になってしまう。
そこに駆けつけたウィリアムがピーターを抱きしめて話を聞き、足と心の傷を癒しに病院へと向かい、その後夜遅くまで寄り添い続けたことでなんとかピーターは落ち着くことができた。そんな過去があります。

ちなみに荒れまくるピーターを見たメアリが怯えて泣き出したのはピーターにとってショックな出来事でもあったので、以降彼はメアリの前で激情的なところを見せようとしなくなったという話もある。怒ると口数が減るタイプになったのもこれがきっかけ。
今は大人なのでムカついたらタバコで気を鎮めます。吸っていいかとは聞かず「灰皿はどこだ」て低い声で言い出した時はかなりキてる。

メアリ
「なんか不気味……これ以上成長しないの?かわいそうに」
メアリが16歳の時、通りのショーウィンドーを眺めてため息をついている時に通りがかった女子高生達がメアリを見てかわいー!でもなんか怖くね?て口々に言い出して、それで上記のセリフが出た瞬間メアリは女子高生達に殴りかかって警察の世話になるという出来事があった。
これに関してはピーターが金をかき集めて保釈したからすぐにメアリはシャバに出られたものの、この時「一生成長しない呪われた体が、こんなふうにした奴が、何もかも許せない!」てピーターにやり場のない怒りをぶつける事になって。それを静かに聞いていたピーターはやがてメアリに対して手を差し出す。
「じゃあ、そうした奴に復讐しよう」
ピーター自身、親と右脚の仇であるパラドックスポケモンに少なからず憎悪を抱いていたけど、妹のためとなった瞬間ガンギマって覚悟完了してしまった。
そうして二人はヨロイ島で特訓を重ね(ここでピーターはキョダイマックスになれるようになる)、パルデアへ渡って全ての元凶となった仇のパラドックスポケモンを打ち倒したのでした。めでたしめでたし。

この復讐に対してピーターは打ち倒した地点でスッキリできたけど、メアリは打ち倒したとて自分の体が生身に戻る事もなければ、親もピーターの脚も戻らない事を悟り、復讐しても虚しいだけだ……と釈然としない結果に終わっている。
でも自分のために行動を起こしてくれたピーターに水を刺したくないから、表向きは一緒に仇討ちを喜んでいます。嗚呼すれ違い。そしてピーターはメアリの本心に今も気付いていないのである……メアリ的にはそれでいいと思っているんだけどね。
余談だけど、このパラドックスポケモンは懸賞金がかけられるくらいのお尋ね者だったので、当然ピーター達も受け取れたのだが大半は保釈金の補填と傷を負ったピーターの治療費に消え、生活が豊かになることはなかった。ただパルデア出国前日に二人で豪勢な料理を食べたよ!

・・・
こうして書くとピーターとメアリの兄妹は「奇異の目で見られる事、同情という名の見下しを受ける事」が一番嫌いなんだなってなる。お前に何が分かる!てなるタイプ。
二人と適度に付き合うには自然に接するのが最適解なんです。何事もないように振る舞う、それが二人にとっては有難いこと。
それか感情の吐き出し口として粘り強く寄り添うか。ピーターがアレクシスに心を開いたのは彼が止まり木になってくれたから。

#剣