ピーターとメアリの兄妹の四方山話。 辛い過去を乗り越え……たかどうかは怪しいけど、日々もがきながら生きてるやさぐれ兄妹です。 設定自体は8世代の時からふわっとあって、「魔妖局の調査員の義足のエースバーンと、獣人にされた妹」というところまでは大まかに考えていました。世界観を彩るモブくらいの立ち位置だったけど、メでデザイン企画に参加するにあたり、かなり煮詰めてお出ししました。 ちなみに初期設定は「妹を獣人にした奴に妹が強引に娶られ、ショックで記憶喪失になった妹を救うべく日々復讐のために生きるエースバーン」でした。重い!あと単純に動かしづらい! ・・・ ピーターとメアリは苦難の時期を寄り添い支えあって生きてきた、互いが唯一の肉親という関係なので絆は強固なものです。 2人とも足を失ったり異形の姿になったりで、本来なら気が狂ってもおかしくないところなんだが、正気を保てるのはお互いがいたからである。互いの気持ちを完全に理解はできないが、何かを失ったもの同士寄り添うことはできる。 加えてピーター自身は足を失う前から「お兄ちゃんだから」という気持ちが強くて、メアリへの感情が大きめ。 元々彼の妹思いは9歳の時まではごく普通の、兄弟なら誰しも芽生える家族思いな感情でしかなかったんです。でも右足と家族と家を失って、メアリが唯一の家族になった事、そしてメアリにとってもピーターがたった1人の家族になった事で「俺が何とかするんだ、メアリの兄として、親代わりとして」と彼女(ただ一つの希望)を守り抜く覚悟が芽生え、ガンギマった事でメアリへの気持ちがクソデカになった。メアリのためなら悪魔に魂を売っても良いと思っているし、生きる意味にもなっている(実際、ウィリアムと出会うまでは乞食に身を落としたり、食べ物や服を窃盗した事も何度かある)。 過酷な経験をして生きる気力が失いかけてもおかしくないのに、今まで死のうと思ったことがないのもメアリがいたから。彼女がいる限り生き続けなきゃいけない。 もちろんメアリを見捨てようと思った事もないです。当時は「一緒に乗り越えよう」が口癖だった。 ただそのクソデカ感情も、恩人ウィリアムの家に住み始め、元凶の仇討ちを終えて2人とも働くようになり、少しずつ大人として自立するようになってからは薄れている。平和な家庭と比べるとだいぶ思いは強めだが、最近メアリにもピーターにも想い人ができたのもあり、それぞれを任せられる相手がいるならもう離れても大丈夫かなとなっているところまで行ってる。問題なのは兄妹の絆が強すぎて、今更離れる事を互いに不安に感じているって事で……。 メアリはピーターをどう思っているかというと、かけがのない存在であると同時に「枷」になっていると思っている。 10年前にメアリは獣人の姿として永遠に成長できない体質をひどく憎んで暴力沙汰を起こすんだけど、その理由を聞いたピーターは即座に「じゃあ、元凶を倒そう」と覚悟の決まった目でメアリの手を握った。 元々ピーターが元凶への復讐に対して「憎いけどやれたらやる程度」くらいの感情だったのはメアリも知っていたので、まさか自分が一番の理由になるとは思っていなくて、しかもその修行は過酷なものだったんだけど、ピーターは泣き言や不満を一切漏らさず鍛錬に打ち込むモンだから、メアリは逆に兄が恐ろしくなってしまう。どうしてあたしのためにそこまでできるの?と。 その後無事元凶の獣人は討ち取る事に成功したけど、メアリの中では「自分の存在が迷惑じゃないか」という気持ちも生まれて、そこからピーターにはいつか「兄」としてではなく、ピーターという個人として生きてほしいと願うようになりました。 とはいえ、いつになっても自分の非力さを兄に助けられる事もあるため、今も不甲斐ないと思いつつ一緒にいるんだけどね。 (なお元凶の獣人の仇討ちに対してピーターは「メアリの願いを叶えて、家族の仇も打ててスッとした」という認識だが、メアリは「復讐は何も生まない……過去を精算したところで獣人である現実は変わらない……」とあまり喜べない結果に終わっている。でもメアリは苦労をかけてきたピーターのために表向きは一緒に喜んでいるのです) ・・・ なんとなく分かると思うが、ピーターには「お兄ちゃん」としての業をめちゃくちゃに背負わせたいと思っている。 メアリの前では頼れる兄として振る舞うし、ウォルターに対しても兄代わりとして接している。 お兄ちゃんだから彼らの前では弱みを見せないし、ひどく落ち込んだ時は「ダメな兄ちゃんでごめんな……」て塞ぎ込むタイプ。 無論悩み事や問題も1人で抱え込みがち。ウィリアムがいた時は思いっきり甘えていたけど、今は溜め込むことが多くてそれが癖になっている。メアリはなんとかしたいけどその度「平気だ」の一言で突っ返されるので、彼が彼らしく振る舞えて、弱みも受け止めてくれる相手が現れると良いなぁと思っている。いずれ彼の恋人に託す事になる話です。 ・・・ メアリのネーミング周りはPPMを意識してます。兄のピーターに、宝物のカイリューぬいぐるみのノエル(PPMのポールの本名から)と、メアリと合わせると風に吹かれてを歌えそうな雰囲気になる。 ちなみにノエルが色違いのカイリューなのはPuff, the Magic Dragonの要素です。 PPM、ボブディランのカバーが本当良いんだよな……!風に吹かれてはもちろん、Don't Think Twice, It's All Rightも最近お気に入りの一曲になっている。 ・・・ ピーターは絵本とアーティストのダブルミーニングだけど、アーティストの方は後付けです( 母親に実デを見せたらピーター・ゲイブリエルから?て言われてそれだ……!てなった話がある。(前知識としてアーティスト由来の剣旅パを見せている)(昔の洋楽の話題が通じるという日常茶飯事ぶり) キャラ練りに伴い、名前元もある程度触れようと思って青空文庫でビアトリクス・ポターの絵本を読んだり、ピーター・ゲイブリエルの有名どころや所属してた時期のジェネシスの曲を数曲聴いたりしました。 ピーター・ゲイブリエルの有名どころだと、やはり食わず嫌い王決定戦の尺八SEの大元こと「スレッジハンマー」ですかね……あれMVが中々面白いんだよね。同じ監督がMV作った「Big TIme」も好き。両方アナログ感が癖になる……小学生の頃NHKの教育番組で見てたような何かを感じる。 #剣 PKG妄想 2026/05/16(Sat)
辛い過去を乗り越え……たかどうかは怪しいけど、日々もがきながら生きてるやさぐれ兄妹です。
設定自体は8世代の時からふわっとあって、「魔妖局の調査員の義足のエースバーンと、獣人にされた妹」というところまでは大まかに考えていました。世界観を彩るモブくらいの立ち位置だったけど、メでデザイン企画に参加するにあたり、かなり煮詰めてお出ししました。
ちなみに初期設定は「妹を獣人にした奴に妹が強引に娶られ、ショックで記憶喪失になった妹を救うべく日々復讐のために生きるエースバーン」でした。重い!あと単純に動かしづらい!
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ピーターとメアリは苦難の時期を寄り添い支えあって生きてきた、互いが唯一の肉親という関係なので絆は強固なものです。
2人とも足を失ったり異形の姿になったりで、本来なら気が狂ってもおかしくないところなんだが、正気を保てるのはお互いがいたからである。互いの気持ちを完全に理解はできないが、何かを失ったもの同士寄り添うことはできる。
加えてピーター自身は足を失う前から「お兄ちゃんだから」という気持ちが強くて、メアリへの感情が大きめ。
元々彼の妹思いは9歳の時まではごく普通の、兄弟なら誰しも芽生える家族思いな感情でしかなかったんです。でも右足と家族と家を失って、メアリが唯一の家族になった事、そしてメアリにとってもピーターがたった1人の家族になった事で「俺が何とかするんだ、メアリの兄として、親代わりとして」と彼女(ただ一つの希望)を守り抜く覚悟が芽生え、ガンギマった事でメアリへの気持ちがクソデカになった。メアリのためなら悪魔に魂を売っても良いと思っているし、生きる意味にもなっている(実際、ウィリアムと出会うまでは乞食に身を落としたり、食べ物や服を窃盗した事も何度かある)。
過酷な経験をして生きる気力が失いかけてもおかしくないのに、今まで死のうと思ったことがないのもメアリがいたから。彼女がいる限り生き続けなきゃいけない。
もちろんメアリを見捨てようと思った事もないです。当時は「一緒に乗り越えよう」が口癖だった。
ただそのクソデカ感情も、恩人ウィリアムの家に住み始め、元凶の仇討ちを終えて2人とも働くようになり、少しずつ大人として自立するようになってからは薄れている。平和な家庭と比べるとだいぶ思いは強めだが、最近メアリにもピーターにも想い人ができたのもあり、それぞれを任せられる相手がいるならもう離れても大丈夫かなとなっているところまで行ってる。問題なのは兄妹の絆が強すぎて、今更離れる事を互いに不安に感じているって事で……。
メアリはピーターをどう思っているかというと、かけがのない存在であると同時に「枷」になっていると思っている。
10年前にメアリは獣人の姿として永遠に成長できない体質をひどく憎んで暴力沙汰を起こすんだけど、その理由を聞いたピーターは即座に「じゃあ、元凶を倒そう」と覚悟の決まった目でメアリの手を握った。
元々ピーターが元凶への復讐に対して「憎いけどやれたらやる程度」くらいの感情だったのはメアリも知っていたので、まさか自分が一番の理由になるとは思っていなくて、しかもその修行は過酷なものだったんだけど、ピーターは泣き言や不満を一切漏らさず鍛錬に打ち込むモンだから、メアリは逆に兄が恐ろしくなってしまう。どうしてあたしのためにそこまでできるの?と。
その後無事元凶の獣人は討ち取る事に成功したけど、メアリの中では「自分の存在が迷惑じゃないか」という気持ちも生まれて、そこからピーターにはいつか「兄」としてではなく、ピーターという個人として生きてほしいと願うようになりました。
とはいえ、いつになっても自分の非力さを兄に助けられる事もあるため、今も不甲斐ないと思いつつ一緒にいるんだけどね。
(なお元凶の獣人の仇討ちに対してピーターは「メアリの願いを叶えて、家族の仇も打ててスッとした」という認識だが、メアリは「復讐は何も生まない……過去を精算したところで獣人である現実は変わらない……」とあまり喜べない結果に終わっている。でもメアリは苦労をかけてきたピーターのために表向きは一緒に喜んでいるのです)
・・・
なんとなく分かると思うが、ピーターには「お兄ちゃん」としての業をめちゃくちゃに背負わせたいと思っている。
メアリの前では頼れる兄として振る舞うし、ウォルターに対しても兄代わりとして接している。
お兄ちゃんだから彼らの前では弱みを見せないし、ひどく落ち込んだ時は「ダメな兄ちゃんでごめんな……」て塞ぎ込むタイプ。
無論悩み事や問題も1人で抱え込みがち。ウィリアムがいた時は思いっきり甘えていたけど、今は溜め込むことが多くてそれが癖になっている。メアリはなんとかしたいけどその度「平気だ」の一言で突っ返されるので、彼が彼らしく振る舞えて、弱みも受け止めてくれる相手が現れると良いなぁと思っている。いずれ彼の恋人に託す事になる話です。
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メアリのネーミング周りはPPMを意識してます。兄のピーターに、宝物のカイリューぬいぐるみのノエル(PPMのポールの本名から)と、メアリと合わせると風に吹かれてを歌えそうな雰囲気になる。
ちなみにノエルが色違いのカイリューなのはPuff, the Magic Dragonの要素です。
PPM、ボブディランのカバーが本当良いんだよな……!風に吹かれてはもちろん、Don't Think Twice, It's All Rightも最近お気に入りの一曲になっている。
・・・
ピーターは絵本とアーティストのダブルミーニングだけど、アーティストの方は後付けです( 母親に実デを見せたらピーター・ゲイブリエルから?て言われてそれだ……!てなった話がある。(前知識としてアーティスト由来の剣旅パを見せている)(昔の洋楽の話題が通じるという日常茶飯事ぶり)
キャラ練りに伴い、名前元もある程度触れようと思って青空文庫でビアトリクス・ポターの絵本を読んだり、ピーター・ゲイブリエルの有名どころや所属してた時期のジェネシスの曲を数曲聴いたりしました。
ピーター・ゲイブリエルの有名どころだと、やはり食わず嫌い王決定戦の尺八SEの大元こと「スレッジハンマー」ですかね……あれMVが中々面白いんだよね。同じ監督がMV作った「Big TIme」も好き。両方アナログ感が癖になる……小学生の頃NHKの教育番組で見てたような何かを感じる。
#剣